2024年の環弦楽四重奏団イブニングコンサートは「ヴォルフガングとヴォルフガング~2人の天才が見た世界」と副題つきコンサートになっております。言わずと知れた天才、モーツァルトとモーツァルトの再来と言われたこれまた天才コルンゴルト。18世紀と20世紀を生きた2人の弦楽四重奏曲をプログラムに並べ、皆様に楽しんでいただきたいと思います。チケットのお求めは当ホームぺージお問合せ欄よりご予約ください。
ゴールデンウィーク初日、無事にイブニングコンサートを終演いたしました。用意したチケットはほぼ完売になり、皆様に感謝申し上げます。今回のプログラムの冒頭はウェーベルンの「弦楽四重奏のための緩徐楽章」でしたが、これは第1回目のコンサートで演奏した曲でした。鈴木香奈江の「第1回目にいらした方・・?」の質問に手を上げてくださった方々、ありがとうございます。あれから7年、コンスタントにコンサートを重ねてきております。そして、心配していたお天気は夜から雨・・どうして、どうしていつも雨なのか、知る由もありませんが来年こそ晴天の中で皆様をお迎えしたいと願っております。
前半のもう1曲はハイドンの「ラルゴ」を演奏、後半はラヴェルの弦楽四重奏曲とプログラムの色合いが様々だった事で、お客様の好みも分散し皆様の曲に対する感想も3分割され興味深いものでした。弦楽四重奏曲はまだまだ皆様に聴いていただきたい曲が沢山あります。次回、そのまた次回まではプログラムがおおよそ決まっております。ぜひ聞き比べにいらしていただけたら嬉しいです。
アンコールはハイドン「ラルゴ」の終楽章を再度、演奏いたしました。演奏開始の直前、3人が沼野朱音をチラ見した瞬間の写真(ベストタイミング!)。アンコール演奏時の約束事を表情で確認、の絵です。
前回から始めた学生プログラム、今回も登場しました。お子さん用にルビをふり、一般用プログラムとは別にサブチャンネルのような内容のプログラムになっているので学生券でなくても先着でもらえるプログラムです。前回は一気に無くなったため今回は少し増刷しましたがお陰様であっという間に無くなりました。こちらも環コンサートの一つの特徴となりつつあり、受け入れていただき嬉しい限りです。また次回、皆様とお会いできる日まで環は益々精進してまいります。
今年も札の辻クロスホールにてイブニングコンサートを開催いたします。
今回のプログラムはウェーベルンにハイドン、ラヴェルが並びます。チケットはただいま発売中!当ホームページよりご予約を承ります。お問合せ先よりご予約ください。
今回は「イブニング」です。開場17時半、開演は18時です。お間違えのないようお願いいたします。春の夜、皆様にお会いできますことを楽しみにしております。
2023年4月2日(日)開場13:30 開演14:00
静岡音楽館AOIホール
当日は沢山のお客様がご来場くださり、華やかな歌声がAOIに響き渡りました。歌い手さんが本当に素晴らしく、環にとっては普段の弦楽四重奏のレパートリーとは違い、オーケストラの響きをどう想定しながら演奏するか模索しながらの舞台となりました。今年はコンサート形式での
「コジ・ファン・トゥッテ」でしたが、来年はオペラとして上演いたします。環もオーケストラピットに入りますので、来年ぜひお楽しみにしてください。
昨日までは晴れていて、翌日もよく晴れたのですが、なぜか本番の日曜日だけが本降りの雨となった環弦楽四重奏団アフタヌーンコンサート、お足元の悪い中にも関わらず沢山の方々がお越しくださいました。
コロナ禍は相変わらずではありますが、この2年間コンサートなどのイベントをぐっと我慢してきた方がチケットを手にしてくださったり、現在の世界情勢のニュースに疲れてしまった方がチラシを手にしてくださったりと
お客様から足を運んでくださったきっかけを
お聞きすることができました。
今年は小学生のお客様がいつもより多い、という情報を聞いていたため、急遽
「子供プログラム」を用意しました。コンサートの聴きどころを絵本の文章のようにわかりやすく、できるだけ日常の言葉を使った解説入りのものです。限定30冊ほど、あまった子供プログラムは誰でももらっていい、とアナウンスを本番前にしたため、あっという間に現物はなくなりました。
大人の皆さんも通常プログラムと子供プログラムを見比べてお楽しみいただいたようで、今後も継続を試みたいと思います。
今回はコンサートのほんの一部ですがyoutubeにアップしました。ぜひ見ていただけましたら幸いです。後半にチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番を全曲弾いたあと、アンコールにもういちど2楽章の「アンダンテ・カンタービレ」を演奏いたしました。現在の私たちは平和を祈ることしかできないもどかしさにいます。世界中のみんなが同じ思いでいるでしょう。昔の教訓を伝える方法に、演奏という手段もあると思っています。
ご来場くださった皆様に感謝申し上げます。次回のコンサートもぜひ我々の変化を見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。
2021年6月26日(土)
環弦楽四重奏団イブニングコンサートにご来場くださった皆様、応援してくださった皆様に心より
感謝申し上げます。相変わらずのコロナ禍でコンサートに来られなかった方々、ワクチン接種副反応が重なった方などご事情を耳にし、心置きなく音楽が届けられる日はいったいいつ来るのだろうと思いながら準備してまいりました。
いつもの事ですが演奏の記録を残す事にまで気が回らないため今年は札の辻ホールのブルーレイ録画から画像を切り取っています。前半はモーツァルトの「不協和音」。
下記の後半はメンデルスゾーンの第2番。
写真ではヴァイオリンの2人のパートが変わったくらいにしか伝わらないですが・・。
前回はコロナ対策で環恒例のおしゃべりタイムも無しでのコンサートでしたが今年は少しだけ復活しました。アンコール前のワンショットより。
また笑顔でお客様とお会いできる日を
心より楽しみにしつつ、環は引き続き精進してまいります。心配なく音楽を楽しみマスク越しでなく笑顔交換ができるその日まで。
2020年12月、日本はコロナ第3波の不安定な情勢が続いていますが、静岡市役所ロビーにてHOTひといきコンサートに出演いたしました。このコンサートも静岡市の企画で長年続いている人気のコンサートですが、かつてはロビーいっぱいにお客様が集まり、立ち見の方たちもたくさんいらっしゃり人の壁によって響きが変わるほどでしたが、現在はコロナにより事前予約制、立ち見無しの対策をとり、開催されています。本来は5月の静岡カンヌ映画祭に合わせての出演予定でしたが、12月に延期され、振替コンサートとなりました。
11月のアフタヌーンコンサートでは演奏の写真が1枚もなかった・・ので今回は静岡市文化振興財団の長谷川さんよりお写真をいただきまして、ここに掲載いたします。
マスクをして弾くというのは2020年を迎えるまで演奏家にとって考えられなかったスタイルです。今回のナビゲート担当は鈴木香奈江、マスク越しでも曲間のちょっとしたおしゃべりで皆さんと心の距離を近づけつつ、コンサートを進行していきます。
背景は静岡市役所の大きなタイル壁画です。いつも上まで見上げないまま帰ってしまいます。
でも素敵な背景画の前で、時折入ってくる冷たい空気にもなんとか耐え、お客様の温かな拍手と
沢山のお声かけをいただき私共も“Hot”な気持ちになる本番となりました。ご来場の皆様ありがとうございました。
2020年11月3日(祝・火)
環弦楽四重奏団4年目となるアフタヌーンコンサートに沢山の皆様にご来場いただきまして感謝申し上げます。2020年、コロナに翻弄された一年ですがクワンも例にもれず、4月に予定していたコンサートを感染拡大防止の観点から延期とし、11月まで持ち越しとなりました。今年はベートーヴェン生誕250周年に合わせ、第11番「セリオーソ」とシューベルトの「死と乙女」というプログラム、アンコールにyoutubeに上げているグラズノフのオリエンタルを演奏いたしました。
ホールの響きの中で弾くクワンの弦アンサンブル、お客様との空気感、改めて人と繋がることの大切さを、コロナで一度は奪われてしまったこの大事な感覚の有難さを、改めて実感する日となりました。
静岡市まちは劇場の企画「パフォーマンスでエールを!」にて環弦楽四重奏団の演奏が配信されています。コロナ禍で外出にも気をつかう中、つかの間のコンサートの雰囲気を味わっていただければ嬉しいです。
https://onstage.shizuoka.jp/pfm-movie/
下記は別撮り動画です。カメラが違うと色彩が全く違いますが上記動画と同じ演奏動画を
こちらは差し込み映像無しバージョンで。
2019.6.8.(土)東日本大震災復興祈念チャリティーコンサート
(日本福音ルーテル静岡教会主催)
今年も皆さんのお心をたくさん寄せていただき、静岡の地より復興の祈りをこめて演奏いたしました。
梅雨時期ではありましたが前日までの強い雨がすっかりあがり、この日は晴天のもと皆さまにご来場いただきました。
演奏中の写真はどれも同じようなものですが・・・
ルーテル静岡教会音羽町礼拝所には後方2階にパイプオルガンがあり、今回はそちらからの撮影です。
今回は鈴木香奈江・生田奉子のナビゲートにより演奏を進行いたしました。
そして終演後の一枚・・・
終演後は教会の皆さまお手製のケーキやお茶がふるまわれます。
ご来場下さった皆様、教会の皆さま、富島牧師様、ありがとうございました。
今後は環弦楽四重奏団にご依頼をいただいたクローズドの演奏が続きます。お見かけの際にはお気軽にお声かけください。
3回目となる環弦楽四重奏団のコンサート、前回に引き続き満席となり、皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
2019年4月6日(土)
環弦楽四重奏団イブニングコンサート
会場:静岡県男女共同参画センターあざれあ 小ホール 開場:17時半 開演:18時
曲目 ハイドン:弦楽四重奏曲第77番ハ長調作品76-3 《皇帝》
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調 《わが生涯より》
静岡の大きなお祭り、「静岡祭り」とばっちり日が被ってしまい、ご来場のお客様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。今回はコンサートの様子を写真でご紹介いたします。
前半のハイドンは第1ヴァイオリンを沼野朱音、第2ヴァイオリンを近藤由理で、後半のスメタナは第1、第2を入れ替わるクワン初の試みでした。第1、第2ヴァイオリンの役割は大きく変わりますがどちらも弾く、どちらも弾ける、は沼野、近藤共に目指すところでもあります。
このコンサートは生田奉子のトークもお客様の楽しみのひとつとなっています。今回はスメタナのヴィオラパートについて鈴木香奈江がその特徴を解説いたしました。
アンコールには、《わが生涯より》の初演でヴィオラを担当したといわれるドヴォルザークの糸杉から「おお、いとしき人よ」を演奏。 春の夜、しばし外のお祭りとは真逆の穏やかな終演を迎えることができました。
ご来場の皆さま、チラシを手にとってくださった皆様、ありがとうございました。
2018年12月16日 ユニセフ・チャリティークリスマスコンサート
6月のチャリティーコンサート終演後、
「毎年初夏の頃に一度だけお会いするのは、七夕みたいだ・・・」
とは日本福音ルーテル静岡教会 富島牧師様の一言。
今年はもう一度お会いしましょう、ということで12月、日本福音ルーテル教会ひかり礼拝所にてクリスマスコンサートが決定いたしました。
教会の玄関先には聖誕のお飾りが訪れた方々を迎え入れ、教会内は大きなクリスマスツリーにハンドメイドのクリスマスデコレーションと、厳かながらとても華やか。
コレッリのクリスマス協奏曲(弦楽四重奏版)でスタートしたコンサートでしたが、お客様の感想もクリスマス協奏曲に関するものが一番多く、これ以上にないシチュエーションで皆さまに聴いていただいた事をメンバー一同嬉しく思っております。
富島牧師様はじめ、教会関係者皆さまの温かなお気づかいのもと、終始和やかなコンサートとなりました。
ありがとうございました。
演奏終了後・・・着替えてしまいましたが・・・
右から2人目は富島牧師様。
2018年6月16日
東日本大震災復興祈念 チャリティーコンサート (日本福音ルーテル静岡教会主催)
東日本大震災から7年、その7年の間におこった熊本地震をはじめ各地で災害に遭われた方々に、音楽をとおして思いを寄せる時間となりました。
このコンサートでは、幅広い年齢層の方々がお越しくださいます。
今回もクラシックからミュージカル曲、皆さんが聞き馴染みのある曲、今年を象徴する曲が並ぶプログラムとなりました。
あるお客様は「子育てをしている真っ只中に、はやっていた曲がプログラムにあり、そんなつもりはなかったのに当時が甦って来て涙がとまらなくなって・・」とお話くださいました。
お気に入りの一曲、とはまた一味違う、自分史の中の思い出の一曲。
きっと皆さんの心の中にも。
2018年3月10日 アフタヌーンコンサート
今回もたくさんのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。
環弦楽四重奏団のお披露目ともなった今回のコンサートでしたが、ドビュッシー没後100周年と重なり、メンバーも身の引き締まる思いでおりました。学生さん達の「ドビュッシー、かっこよかった!」との感想、嬉しかった!